ごろねでえいが。 夕凪の街 桜の国

夕凪の街 桜の国 

 夕凪の街 桜の国

 田中麗奈
 麻生久美子
 吉沢悠
 田山涼成


2007年 118分

 「夕凪の街」──原爆投下から13年後の広島。
母フジミと2人でこの街に暮す平野皆実。
彼女には弟の旭がいたが、戦時中に疎開し、そのままおば夫婦の養子になっていた。
そんなある日、皆実は会社の同僚、打越から愛の告白を受ける。
ためらいつつも幸せに浸る皆実だったが、そんな彼女を原爆症の恐怖が襲う…。

「桜の国」──現在の東京。
定年退職した父、旭と一緒に暮す娘の七波。
ある日、旭の行動を不審に思って後をつけた七波は、そのまま広島まで来てしまう。
やがて、広島でいろいろな場所や人を巡る旭の後を追ううち、次第に自分のルーツに思いを馳せていく七波だったが…。

 *  *  *

原作のマンガも読んでみた。
とくに「夕凪の街」は映画と原作は流れる時間と言うか雰囲気というか、ぴったりそのままという感じ。

麻生久美子がすごく良かった。
あの語り口が合っているからかな。

このお話はまだまだ続く、というのが印象的。
体に変化は現れなくても、差別という形で原題まで続いていること。
終わらない、被爆者やその子孫の苦しみ。

戦争映画によくあるよう、泣かせようとしてないのに、泣けてしまった。

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